グループ代表挨拶

レコードマネジメントで実現する
BEST WAY

急速な情報化や経済のグローバル化によって、企業を取り巻く環境は目まぐるしく変化し、予測困難な時代となっています。市場での競争がますます激化する中で、企業は経営環境の激変にどう対処していったらよいのでしょうか。多くの企業は生き残りをかけて、他社との合併や協業化、あるいは企業グループ内での事業の分離・結合といった、事業再編等経営戦略の再構築を考えるようになりました。また、ライフスタイルの多様化に対応するため、時間・空間の制約を受けない多様な雇用形態も広がりつつあります。

そうした中で時代は、ビッグデータといわれる新たな局面に入りました。IoT（Internet of Things）やAI（artificial intelligence）といった新たな技術革新によって、様々なモノがネットに繋がりつつあります。多くの企業にとって、その価値は測り知れないものになるでしょう。さらにICT（Information and Communication Technology）の技術革新は、ワークスタイルにも大きな変革をもたらしました。日々、更新・蓄積されていく膨大な情報に、いつどこにいても瞬時にアクセスできるインフラが整備されたため、会社にいなくても情報収集や資料作成が行え、コミュニケーションが図れるようになったのです。‘職場’は場所を選ばない、そんな時代の到来です。

しかし、この環境の変化の波を乗り越え、継続的な企業価値の向上をめざすためには、企業が有する情報を高度に利用可能にする基盤づくりが大切になります。それは紙主体の情報管理ではなく、電子文書が主役となるペーパーレスへの移行と、それに伴って増大する潜在リスクへの対策です。特に、情報漏えい・法令違反等の不祥事は、企業の信用・ブランドを失墜させ、極めて深刻な事態を招きかねません。また、自然災害や事故等へのリスク対策も忘れてはならないテーマです。全ての機能が失われ、情報が遮断されてしまうなど、不測の事態に備えるには、サテライトオフィスの設置が求められます。以上のように、付加価値の新たな源泉となるデータを、「企業の強み」として戦略的に結び付けていくことは、新たな経営への積極的な対応として極めて重要です。当社では、効果的な情報管理の構築のお手伝いができればと考えています。

当社は、これまで培ってきたノウハウと豊富な実績を元に、お客様の大切な情報資産を最適に管理する仕組みを、総合的に構築するソリューションをご提供します。具体的には、記録情報のライフサイクル管理、保管媒体、共有手段、運用体制等の構築ですが、専門知識を持ったスタッフ陣を擁して、業務プロセスに沿った記録情報の標準化、ルール化、ペーパーレス化等を推進し、お客様の課題解決に貢献いたします。